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ヒメクロツヤハダコメツキ

ヒメクロツヤハダコメツキ

Click Beetle 胸の赤いヒメクロツヤハダコメツキのようなコメツキムシ 3618s

このコメツキムシを見つけた場所は絶対秘密にしておこう。
一生に一度しか会えないかもしれない胸の赤いコメツキムシを見つけた私はそう決心しながら急いで家路についた。
大木がそびえ、昼でも暗い山の奥深くで、カメラに内蔵されたフラッシュを使って撮った胸の赤いコメツキムシの写真。
そのコメツキムシの正体よりも、その写真がものになっているかどうかを一刻も早く確認したかった。
さっそくパソコンで確認し、使えそうな写真を見つけた私は喜びの頂点で至福の時間を過ごす。
きっと神様のご加護があったのだろう・・・。
でなければ決して撮れない胸の赤いコメツキムシの写真でこのサイトの1ページを彩ることができるのだから私は幸せ者である。

でもって、ページを作る過程でやっぱり気になるのが胸の赤いコメツキムシの名前である。
世の中には真実や真理、あるいは正確性を追求した昆虫サイトがたくさんあるおかげで、
私のように図鑑を持たない人間でも何種類かの胸の赤いコメツキムシを見つけることができるのだから有り難い話である。
そんな中で候補に上がったのが
ムネアカツヤケシコメツキとムネアカクロコメツキ、そしてヒメクロツヤハダコメツキの三種類。
そして画像をじっと見つめた結果、天然のマット塗装になっているとは思えないのでツヤケシではない。
触角第三節、あるいは第四節の鋸歯状といった話を多少気にすれば、ヒメクロツヤハダコメツキに似ているということになる。
というわけで
私はこのページの胸の赤いコメツキムシの写真をヒメクロツヤハダコメツキというタイトルでアップすることに決めたのだが、
これはあくまでも感覚的なものである。

何年か後にどこかの山奥で胸の赤いコメツキムシを見つけてしまった人がグーグルの画像検索でこのページにたどりついてしまうことがあるだろう。
ある人はこれがヒメクロツヤハダコメツキかと感動し、ある人は全然違うじゃねえかと怒るかもしれない。
そんな人達の正誤の議論にこのページの写真が使われるのを見れば、この胸の赤いコメツキムシもきっと天国で喜んでくれるだろう。
生まれてきてよかったな。生まれてきた意味があったんだなと・・・。

Pezibear / Pixabay