3729s

Bush Cricket Nymph

Bush Cricket Nymph

Bush Cricket Nymph

Bush Cricket Nymph

Bush Cricket Nymph ツユムシの幼虫 3729s

体の色は葉っぱそのものであり、横から見た体形も葉っぱそのものである。
そしてピクリとも動かない。
このような完璧な擬態にスキがあるとするならば、それはやっぱり心の問題ということなのだろう。
というもの、全身から「俺は葉っぱだオーラ」が溢れ出ており、
それによって周囲に俺を葉っぱだと思えという何かを強制するかのような空気が充満してしまっているのである。
このような気は決して植物から発せられることはない。
ゆえに気配に敏感な者たちはその不穏な空気を素早く察知し、あたりに何かが潜んでいることを知る。
そして動きを止める。
こうなると勝負は持久戦だ。
かよわいツユムシは動きを察知されれば死に直結することを熟知しているので、決して動こうとしない。
そうしているうちにツユムシの心は無となり、それによってさきほどから周囲に充満していた邪念に満ちたオーラも消えていく。
すると警戒モードだった相手は「なんだ、俺の気のせいだったのか」と安心して、何事もなかったようにその場から立ち去っていく。
ツユムシの幼虫に再び平和な時間が訪れ、一件落着というわけである。