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小さなカミキリムシ

小さなカミキリムシ

小さなカミキリムシ

小さなカミキリムシ

小さなカミキリムシ

Little Longhorn Beetle 小さなカミキリムシ 4549s

去年、何本かの大きな木が風で倒れた場所がある。
もしかしたら今年はそこで珍しい虫に会えるのではなかろうか。
急にそんなことを思いつく。
未だ見たことがないカミキリムシ、ヒゲナガゾウムシ、あるいは何らかのタマムシ・・・。
そんな虫たちの姿を思い描きながら、期待に胸を躍らせて訪れてみると
あろうことか、すでに草ボーボー状態。
これでは仮にいたとしても草をかき分けているうちに飛んで逃げられたり、ポト落ちされるのが関の山である。
残念と意気消沈しながらトボトボと帰る私を慰めるかのように草の上にいてくれたのがこの小さなカミキリムシ。
その小さなカミキリムシをあたりに転がっていた木の枝にたからせてみると実に美しい。
これが本当の美というものなのではなかろうか。
私は派手な色彩の虫よりもこんなふうに自然の一部として溶け込めるような色彩の虫が好きである。
な~んて言ったところでその心は
依然としてルリボシカミキリにもミドリカミキリにもヤマトタマムシにも会うことのできない自分をそっと慰めている
といった感じかもしれない。