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サビキコリ

Click Beetle, Pyrophorinae サビキコリ亜科のコメツキムシ 4555s

コメツキムシとは似て非なる感じのサビキコリ亜科に属する昆虫達の姿を見る度に
これってもしかしてコメツキムシ界のシーラカンス、すなわち生きた化石ではないのかと思ってしまう。
何かが付着して光沢が失われたかのような古びた姿は
大昔から生き続けている証(あかし)なのではなかろうか・・・。

先日、激しい雨の中、道路の補修工事をしている場所を走ったのだが、
車が乾くと両サイドやリアにタールというかピッチというかざらついた鉄粉のようなものがこびりついていて、
普通に洗っても全然落ちない。
なんじゃコレと思いながらカーシャンプーを買ってきて洗ってみたがそれでも落ちない。
しかたなしにもう一回カー用品店に行って、スプレー式のタール・ピッチ落としというものを購入。
塗装面がおかしくなってしまうのではと心配しながら汗だくになって洗車してやっと落とすことができた。
クソ迷惑な土方業者に対する怒りが未だに収まらない。
通勤上の生命線なのに工事がまだ続いていてるせいで雨がふるたびに別な道に迂回して遠回り。
ふざけんなの世界である。

で、そんな過程を通してふと思ったのだが、
サビキコリと呼ばれる昆虫の体もこのタール落としのような洗剤で磨けばピカピカになるのではなかろうか。
雨や露だけではもうどうすることのできないほど激しくこびりついた汚れが落ちた時、
我々が目にするサビキコリはいったいどんな輝きに満ちているのだろうか。
まだ試していないし、かわいそうなので試す気もないが考え出すと気になってしかたがない。
大昔の、汚れがこびりつく前の美しいサビキコリの姿が見てみたいものである。