
僕はドイツが大好き。
ドイツを旅している時、僕はとても幸せな気分になれる。
数年に一度、しかもほんの数日しか行くことができないけど、僕はこれからも命ある限り、この国を目指し続けることだろう。
そんな僕にとって2016年は革命的な年だった。
なぜならば・・・今度からドイツを旅行する時は虫も探してみようということを思いつくに至ったから。
今までの旅行は一つでも多くの観光名所、一つでも多くの街を訪問することを主たる目的としていたけど、
これからは訪れた場所の近くでのんびりと虫たちの姿も探してみようと思う。
ドイツでの虫探し!
それはきっと楽しい旅になるだろうな!めっちゃワクワクする!
僕はドイツでどれだけの昆虫に会うことができるだろうか?
それを想像しただけで大きな、生きる目的を一つ手に入れてしまったような気がする。
このページは僕が今までドイツを旅行中に撮影したお気に入りの風景写真の掲載をメインとしながら、
ドイツで出会うことのできた昆虫達の写真を挿入する形で作成してみたんだ。
順不同。ちっちゃい写真はクリックすると拡大するよ。
続きは来年かあるいは数年後になるのか分からないけど、
その時まで僕自身もこのページを何度も見ながら思いを持続していこうと思ってる。

2016年の拠点はミュンヘン。
二度目のミュンヘン。以前にも訪れたことのあるこの街で僕の新しいドイツ旅行が始まるんだ。
な~んて意気揚々と到着したのはいいけれど・・・のっけから困難にぶち当たる。
駅前のオイロペーイッシャーホフってホテルに泊まったんだけど、そのホテルの部屋の扉の開け方が難しい!
ドイツ式のドア扉なのかな?とにかくなかなか開かない!
何回鍵穴を回しても駄目で・・・。全然部屋に入れない・・・。
それでフロント戻って、開かないって訴えて、一緒に来てもらって目の前で開けてもらって・・・。
そんなこんなで試行錯誤しているうちにドアの取手を掴んだら内側に押しように力を加えてから鍵穴を回すってことに気がついたんだ。
スムーズに出入りできるまでのこの苦行。
オイロペーイッシャーホフの部屋の扉は今回のドイツ旅行でもけっこう強烈な思い出になったよ。
ミュンヘン市街地の地図を見ると大きく緑色になってて、いかにも自然がいっぱいって感じの場所がたくさんある。
今回はその中の英国庭園とニンフェンブルク城をチョイス、プラスしてイーザル川沿いと三箇所を散策して虫を探してみた。
すると数は少ないものの、僕が草むらを見つめる時に期待するハムシとかカメムシがいてくれた!
それがすごく嬉しくて、めっちゃ心満たされて、幸せだなぁ、来てよかったなぁって・・・。
楽しかった!2016年のドイツ旅行!

ミュンヘンの街の中で出会えたきれいな緑色のハムシ。ギシギシそっくりの葉っぱを食べてた。
その体の形からしてたぶん・・・これがドイツのコガタルリハムシだと思う。
ただしこの時は9月。
出現時期だけは日本のコガタルリハムシと違うみたい。
おいしいビールを飲んで、美味しいソーセージを食べて、公園でまったりしながら時々虫探し。
仕事なんかしないでそんな毎日を過ごしたい。ミュンヘンで。

もう何年も前に買った地球の歩き方って本のドイツ版。
どんな本よりもお気に入りのこの本を穴があくほど見つめ続けてる。
その本の中で一番いいなぁと思う写真がドナウ川のほとりにあるレーゲンスブルクの写真。
本に載ってるレーゲンスブルクの写真がとってもきれい!!!
だからずっと行きたいと思っていたんだ。レーゲンスブルクに。
で、撮ったレーゲンスブルクの写真がこれって・・・わけ。

初めてドイツを訪れた時に初めて訪れたノイスヴァンシュタイン城では不本意な写真しか撮れなかった。
でも自分で撮ったノイスヴァンシュタイン城の写真はそれしかないから、我慢してブログとかで使ってた。
それもついに耐えきれなくなって・・・。
ずっと使えるノイスヴァンシュタイン城の写真が撮りたい!
そんな思いもあって今回の旅行の拠点をフランクフルトでもなくベルリンでもなくミュンヘンにしたんだ。
だから滞在中の晴れの日に迷わず向かった。
ノイスヴァンシュタイン城に。そのノイスヴァンシュタイン城が最も美しく見えるというマリエン橋に。
そして何回も何回もシャターボタンを押して撮ってきた。
一生使い切れないほどたくさんのノイスヴァンシュタイン城の写真を。

いろんな街を旅して、ふとした瞬間に草むらを覗き込むと虫がいるって・・・展開としては最高だよね。
そんなドイツ旅行ができればいいな。ずっと、ずっと・・・。

寒い季節に行った時のノイスヴァンシュタイン城の写真はいつ見ても寂しくて悲しいもの。
やっぱり緑がないと絵にならないんだよ。ドイツって国は。
そんな思いを新たにした2016年のドイツ旅行だった。